「もっと買うべき!」逃がすと後悔する岩手三陸・洋野町のお土産おすすめ5選

岩手県

2023.10.16

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「もっと買うべき!」逃がすと後悔する岩手三陸・洋野町のお土産おすすめ5選

『月刊旅色2023年10月号』で特集した、岩手県洋野町(ひろのちょう)の旅。美しい海や自然、滋味豊かな食が魅力で、しみじみ楽しむ初秋の旅……。なんて思っていたらどっこい! 元気いっぱいで天真爛漫な岡田結実さんとの旅は、楽しい遠足のよう。そんな浮かれ気分で編集部・ホソブチもいくつかのお土産を買って帰りました。実際、関東エリアに住んでいるとたびたび訪れるのが難しい洋野町。真剣に選んだお土産のなかでも、実際に食べて「もっと買えばよかった!」と思うものを絞りました。本当におすすめしたいものです。聞いてください。

目次

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[1]定番にして絶対王者「生ウニ」

[2]ほぼスイーツな「おおのミルク村 のむヨーグルト」

[3]温でも冷でも中華でも!「洋野ほうれん草めん」

[4]想像以上にシャクシャクの歯ごたえ「海藻」

[5]おしゃれな瓶はギフトにも!「KITA-SANRIKU CRAFT SPREAD」

おわりに

[1]定番にして絶対王者「生ウニ」

岩手県洋野町のお土産おすすめ4選[取材の寄り道レポ]

生ウニ 3,500円~

言わずもがな洋野町の名物で、本州随一の水揚げ量を誇るウニはふるさと納税の返礼品としても人気です。洋野町では例年5~8月上旬にウニ漁が解禁され、生ウニが出回ります。町内のあちこちで「生ウニ丼」ののぼりがなびき、このために県外からも多くの人が訪れるそう。直売所には牛乳瓶にいっぱいに詰められた生ウニが並び、発送用の発泡スチロールも山積み(氷を詰めて、持ち帰りも可能です)。
ですが、今年はすでに生ウニのシーズンは終了。来年を楽しみに待つのもいいものです。ちなみに、牛乳瓶を使っている理由を洋野町の方に伺ってみると「昔は手に入りやすかったからでは?」とのこと。どこかレトロでかわいいです。

[2]ほぼスイーツな「おおのミルク村 のむヨーグルト」

岩手県洋野町のお土産おすすめ4選[取材の寄り道レポ]

おおのミルク村 のむヨーグルト 150ml 180円

海だけではなく、町の西部にはなだらかな丘陵に緑が広がる洋野町では、そんな高原地帯を生かした酪農もさかんです。なかでも「おおのミルク村 のむヨーグルト」は、日本各地のご当地ヨーグルトが集結する「第3回全国ヨーグルトサミットinいわて」で行われた“ヨーグル党総選挙「カ党」(加糖)の部”において、グランプリを受賞! 飲んでみると、これがびっくり。こっくりとした舌触りはスイーツさながら。酸味があまりなく、甘みも軽やかですが、150mlでもしっかり満足感のある“ご褒美ヨーグルト”です。同社の「ゆめ牛乳」も、町内のカフェでジェラートの原料やカフェラテに使われている人気商品。
ちなみに、東京の東銀座にあるアンテナショップ「いわて銀河プラザ」でも、入手できます。

[3]温でも冷でも中華でも!「洋野ほうれん草めん」

岩手県洋野町のお土産おすすめ4選[取材の寄り道レポ]

洋野ほうれん草めん 324円

岩手県洋野町のお土産おすすめ4選[取材の寄り道レポ]

「所詮、色だけでしょ?」と思ったら大間違い! ほうれん草の香りが鼻を抜けて、しっかりとほうれん草を感じます。とはいえ、クセはないですし、コシがしっかりしているのでどんなお料理にも合いそう。温かい和風だしでも、中華風にしても合うと思います。
ちなみに、海岸気象の影響を受けて、春から夏にかけて冷たい偏東風「ヤマセ」が吹き寄せる洋野町。冷涼な環境を好むほうれんそうの栽培に適しているとわかり、今や県内一のほうれん草の産地となりました。ハウスで栽培されるほうれん草は、葉がしっかりしていて、甘みたっぷり。そんなほうれん草を練り込んだ麺、間違いありません。

[4]想像以上にシャクシャクの歯ごたえ「海藻」

岩手県洋野町のお土産おすすめ4選[取材の寄り道レポ]

乾ふのり 

洋野町の豊かな海は、海藻が豊富です。手軽に使えるとろろ昆布、ワカメなど揃いますが、私のおすすめは断然「ふのり」。今も、寺社仏閣の障子張りなどで天然糊(のり)として使われるほど粘度があり、その正体は「フノラン」という水溶性食物繊維。ほかの海藻に比べてフノランが豊富に含まれていることから、ふのりは腸内環境を整え、健康によいといわれています。ただ、ふのりは水質環境に影響されやすいため、なかなか貴重な海藻です。なかでも洋野町産のふのりは、歯ごたえが抜群でシャックシャク。酢の物はもちろん、お味噌汁に入れるなど手軽に味わえるうえ、日持ちもしますし、軽いのでお土産にもぴったりです。

[5]おしゃれな瓶はギフトにも!「KITA-SANRIKU CRAFT SPREAD」

北三陸水たこのスプレッド 972円

ぼってり、ほろほろの質感

いわて北三陸で獲れた素材を使ったスプレッドで、「三陸あみえびのビスク風スプレッド」をはじめ4種類を展開しています。わたしが選んだ「北三陸水タコのスプレッド」は、素材が岩手で獲れたミズダコのほか、白ワイン、オリーブオイルなどだけでとってもシンプル。瓶の蓋をあけると、にんにくの香りを感じますが、食べてみるとタコが圧倒的に優勢です。パンやクラッカーに塗るものだそうですが、パスタや、なんなら白いごはんにも合いそうです。素材が地物なのでストーリーを語りつつ、おしゃれなパッケージはギフトにもなりそうです。

[購入したお店]
ひろの水産会館ウニーク
住所/岩手県洋野町種市22-133-11
電話/0194-65-5161
時間/9:00~17:00(冬期は~16:00)、売店は10:00~
定休日/木曜日

おわりに

おいしいもの揃いの洋野町ですが、『月刊旅色10月号』での特集を記念して、名産品のいちご煮の缶詰のプレゼントキャンペーンを実施中。しかも、岩手三陸のうにとあわびを使っている高級品です。ぜひこの機会にご応募ください。

[月刊旅色 2023年10月号]特別プレゼントキャンペーンはこちらから

洋野町を特集した、『月刊旅色10月号』もご覧ください。

岩手県洋野町のお土産おすすめ4選[取材の寄り道レポ]
『月刊旅色』はこちらからお読みいただけます

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#岩手県 #お土産 #旅色FO-CAL #洋野町

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編集部 ホソブチ

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ホソブチ

『月刊旅色』副編集長。写真家・浅田政志さんの連載「宿旅」を担当して痛感したのは、全国各地にいい宿がたくさんあるということ。趣味は「温泉石鹸」集め。名物・お土産探しが大好きですが、下戸なので銘酒やお酒との相性はちんぷんかんぷんです。

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