愛犬との旅行を楽しくするためには、事前の準備が大切です。持ち物で忘れてはいけないのが狂犬病予防接種とワクチン接種の証明書類。ドッグランなどの施設を利用するのに必要になります。また、いつも食べているフードや愛用のおもちゃがあると安心です。
大好きなペットと旅をしたい。そんな願いを叶えてくれる旅館やホテルが全国に増えています。一緒にくつろげる部屋はもちろん、愛犬が思いっきり走れるドッグランといった設備まで。お気に入りの宿を見つけて、ペットと笑顔になれる旅に出かけてみませんか。
愛犬との旅行を楽しくするためには、事前の準備が大切です。持ち物で忘れてはいけないのが狂犬病予防接種とワクチン接種の証明書類。ドッグランなどの施設を利用するのに必要になります。また、いつも食べているフードや愛用のおもちゃがあると安心です。
ペットと泊まれる宿といっても、なんでも自由にしていいというわけではありません。館内に入る前にトイレをすませる、粗相をしたら宿のスタッフに必ず場所を伝える、吠えないように注意を払うなど、マナーを守って気持ちよく過ごしたいですね。
宿によって、それぞれルールは異なります。予約の段階で、注意するべきことなどを聞いておくと、トラブルを避けることができます。また犬種や大きさによっては、泊まることができない場合もあるので、このあたりも宿を選ぶ段階で確認しておきましょう。
温泉地の旅館・ホテルで、ペット可の部屋を備えたところもありますが、愛犬が温泉を楽しめるかどうかは、宿によって異なります。露天風呂や内湯に愛犬用のバスタブを用意してくれて、一緒に湯浴みを楽しめる宿もあれば、愛犬用の露天風呂がある温泉宿も。なかには愛犬は温泉に浸かれないけれど、部屋の露天風呂に入浴しながら、愛犬がそばで遊ぶ様子を眺められるという宿もあります。好みのスタイルを探してみてください。
大分県 / 玖珠郡
懐かしい里山の風景に癒やされて過ごす隠れ家的な離れ
涌蓋(わいた)山麓の田園風景のなかに立つ3棟の離れ。“暮らすように泊まる”をコンセプトにした贅沢な隠れ家で、すべてのヴィラに100%天然温泉のプールと内風呂、サウナが付いている。「Villa A棟 華加賀美~Hanakagami~」は愛犬と宿泊が可能。夕食は、提携の出張シェフを予約して部屋で愉しんだり、隣接する「旅籠 彩くら」のレストランで多彩な料理を堪能したりと地産地消の食事を堪能できる。川のせせらぎや広がる大自然に癒やされながら、贅沢な寛ぎを満喫しよう。
長野県 / 北安曇郡
豊富なラインアップから選べる客室で憩いのひととき
白馬三山や、「白馬ジャンプ競技場」が一望できるロケーションが自慢の温泉リゾートホテル。シモンズ社製のベッドを配した客室は「シングル」「ツイン」「トリプル」「フォース」「和洋室」など幅広く展開しており、おひとり様はもちろん、家族連れやグループまで用途に合わせて選べる。小型犬を同伴できる部屋も6室用意。ドッグランとして利用できるホテル前のテニスコートや、ジャンプ台までの散歩がおすすめ。
静岡県 / 伊東市
壮大な一碧湖を望む“ワンちゃんファースト”の美食宿
「日本百景」のひとつで、「伊豆の瞳」とも呼ばれる一碧湖を全客室から望む「ビスキーハウス」。“愛する我が子にご褒美を”をテーマに、“ワンちゃんファースト”の考えを大切にしている宿だ。犬が快適に過ごせるように、“付かず離れず、何となくほっと安心する”空間を目指しているという。ペットケアアドバイザーも常駐しているので、旅行が初めてという犬も安心して宿泊できる。また、伊豆の海の幸、山の恵みを味わえる料理も自慢だ。源泉掛け流しの貸切露天風呂で天然温泉も愉しめる宿で、愛犬と濃密な時間を過ごすのも良い。
神奈川県 / 足柄下郡
愛犬家とワンちゃんのためのリゾートテイストな温泉宿
“ワンちゃんゲスト最優先宣言”を貫き、「ペット宿グランプリ2020」で2年連続のグランプリに輝いた温泉旅館。部屋から望む箱根連山や強羅の景色のほか、大涌谷温泉の源泉掛け流しや和洋テイストのコース料理も魅力。延べ300坪という屋内外3面のドッグランも自慢で、室内ドッグランにはプロ仕様のフォトスタジオ、セルフトリミングルーム、屋外温水シャワー足洗い場を備えている。最上級の客室「エグゼクティブ スマートシアタースイートルーム」に続き、2022年7月には「プレシャス天空SPAシアタースイートルーム」を新設。
ペットOKの温泉付きのホテル・旅館をエリア別で探す
リゾート気分が一気に盛り上がるプール付きの宿。ペットと宿泊できるホテルや旅館には、愛犬用のプールを備えた施設も。日本の夏は暑さが厳しく、人間より暑さに弱い犬は熱中症にならないか心配で、散歩もままならないほど。そういう時にドッグプールがあれば、暑さをあまり気にすることなく運動をすることができます。また、室内の流水プールでアクアフィットネス体験ができる施設もあり、シニア犬の運動不足解消におすすめです。
千葉県 / 長生郡
千葉・釣ヶ崎海岸沿いの自然に囲まれた5棟のコテージ
海岸沿いの自然のなかで、ワンちゃんとも泊まれるコテージ。都心から車で約90分の千葉県・一宮町にあり、釣ヶ崎海岸から最も近い宿だ。コテージは、プールサイドの平屋建ての「アラン」がオープンし、全5棟の1棟貸し切り。それぞれ異なるコンセプトの個性的な造りが特徴だ。ドッグランが完備されていたり、コテージの周りがしっかり囲われていたりと、ワンちゃんがリードなしで伸び伸び過ごせる環境で、施設内では焼きたての石窯ピッツァが愉しめる。BBQスペースや鉄板焼きの店もあり、宿の近くには魚介の美味しい姉妹店レストランも。
千葉県 / 南房総市
完全プライベートな贅沢空間で雄大な海を独り占め
2021年6月、千葉県・南房総の海辺にオープンした西洋風邸宅の一棟貸し。何も遮るものがない見事なオーシャンビューが魅力で、異国情緒のある建物や調度、プールのある庭など、一歩入るだけで日常を忘れてしまうような空間が待っている。人数やシーンに合わせて利用する寝室の数を選ぶことができ、10名まで宿泊可能。それぞれのベッドルームにバスルームとトイレが付いているのも嬉しい。広々としたドッグランも自慢で、ペット同伴OK。ペット用のアメニティもいろいろと用意されている。
千葉県 / 八街市
いつでも愛犬と過ごせる自然を愉しむ贅沢なリゾート
東関東自動車道佐倉IC、JR八街駅からともに車で約15分の、愛犬と過ごす複合型リゾート施設。広大な敷地に、9つのラグジュアリーなホテルやヴィラが並び、すべての施設を愛犬と一緒に愉しむことができる。房総半島の食材が堪能できる多数のレストランやショッピング、自然のなかでの散歩など、過ごしたい場所がたくさん。広大なドッグランや湧き水を利用した「じゃぶじゃぶ池」は犬種によってエリアが分かれているので、小さなワンちゃんも怖がらずに遊べるのが嬉しい。愛犬と一緒に過ごせる“サンクチュアリ・リゾート”を満喫しよう。
香川県 / 小豆郡
敷地内の随所で瀬戸内海屈指の夕陽を眺める絶景の宿
2021年7月、瀬戸内海を一望する小豆島の高台にリブランドオープンしたリゾートホテル。“Green Harmony~自然と人を繋ぐ~”をテーマに、約16万平米の敷地内に芝生広場、屋外プール、イチゴ園などの施設を併設し、自然と人が融合する空間を提供。海景色が素晴らしく館内各所で「日本夕陽百選」の夕陽を望み、新聞社企画の「夕日の美しい宿」で全国3位というのもうなずける。島の恵みをたっぷり使った料理も魅力で、ベビーやペットも“ウェルカム”など多様なニーズにも対応。
ペットOKのプール付きのホテル・旅館をエリア別で探す
旅の満足度を大きく上げてくれる、おいしい食事。ペットと泊まれる宿にも、食に力を入れているところは多く、その土地ならではの食材を使った、旅の気分が上がる料理を楽しむことができます。食堂にペット同伴できるだけではなく、愛犬の健康に配慮した特別メニューを提供してくれる宿も。周りの目を気にすることなく過ごしたいなら、ルームサービスを頼んで、部屋でゆっくりするのもおすすめです。
山梨県 / 南都留郡
サウナ付きのコテージで贅沢なグランピングを満喫
山中湖のほとり、富士山を間近に眺めるグランピングヴィレッジ「Piilo」。一棟貸切でグランピングができるトレーラーキャビンが全10棟あり、うち2棟はドッグランが付く。全棟に専用のテントサウナを完備しているのも魅力のひとつで、山中湖の自然を感じながら独り占めのサウナを満喫できる。キャビン内には、キッチンやシャワールーム、トイレが備わり、テラスには全天候型バーベキュースペースも完備。目の前には山中湖を望む自然豊かな環境でグランピングを愉しめる環境にありながら、都心からのアクセスが良いのも嬉しい。
静岡県 / 賀茂郡
ペットも飼い主も癒される施設充実のリゾートホテル
一年を通して温暖な気候で、色とりどりの花が咲く伊豆・河津町の、海を望む高台に佇むドッグリゾートホテル。「四季の蔵」という名前の由来は、このホテルを四季折々の宝物がたくさん詰まった蔵のような場所にしたいとの思いから。「ペットが楽しめば人は癒される。人が楽しめばペットも癒される」というコンセプトの下、飼い主が利用できるエステや温泉のほか、ペット専用の天然温泉掛け流しのドッグスパやドッグサロンを備えている。客室はアジアンテイストの本館と3棟のスイートヴィラがあり、どちらも“癒し”の雰囲気が感じられる。
愛媛県 / 松山市
道後温泉で叶える愛犬に“感謝”を伝える旅
伊予鉄道の道後温泉駅から、徒歩約9分の場所に佇む「ホテルルナパーク 別邸 やすらぎ」は、周辺エリアではめずらしいドッグラン付きの宿。愛犬を含めて、家族みんなで楽しめるサービスが充実しており、わんちゃん用の浴衣レンタルや、浴衣と同じ柄のバンダナプレゼントなどを実施。訪れた人からは“ペットのための宿”といわれるほど、手厚いもてなしが人気だ。また宿が位置する場所柄も人気のひとつで、温泉施設「道後温泉本館」へは徒歩約6分でアクセス可能。愛犬とは「松山城」への散歩や、人力車に乗るのもおすすめ。
熊本県 / 葦北郡
老舗旅館の歴史を受け継ぐ愛犬と泊まれる温泉旅籠
熊本県南部、“不知火海”へ流れ込む湯浦川のほとりに立つ宿は、“家族(わんこ)と一緒に泊まれる温泉旅籠”がコンセプト。全面高麗天然芝の「ドッグラン広場」や、愛犬が泳ぐ姿を足湯に浸かりながら見守れる「わんちゃん温泉プール&足湯」、セルフでマイクロバブルバス(チェックイン後要予約)などを使用できる「わんちゃん蔵スパ」などが、ワンちゃんと人を笑顔にする。各客室には湯浦温泉の露天風呂と「プチわんちゃん温泉プール」、小さな芝庭があり、愛犬とたくさんの思い出が作れるだろう。
ペットOKの食事がおいしいホテル・旅館をエリア別で探す
「ペットと一緒の旅は初めて」「緊張しやすい子だから心配」という人は、コテージやペンションに泊まるのはいかがでしょう。コテージは自由度が高い分、食事の準備など手間が増える場合もありますが、ほかの客の存在をあまり気にすることなく、よりリラックスして滞在できます。またペンションなら、ホテルや旅館よりもアットホームな雰囲気で過ごせますし、ペットとの旅の楽しみ方のアドバイスをもらえるかもしれません。
静岡県 / 賀茂郡
高台からの眺望を独り占めできる一棟貸しの宿
伊豆・稲取の高台に立つ、国内外で活躍する建築家が手がけた一棟貸しの別荘。伊豆七島をはじめ、稲取の大自然を見渡せる眺望が自慢だ。開放感がある広々としたリビングには大きな窓を備え、目の前に広がる大海原を見渡せる。また、バルコニーからも夜には満天の星を、晩秋から早春にかけては水平線から昇る朝日を一望できるのだそう。さらに、仏像や仏教絵画が飾られた玄関や足を伸ばして寛げる和室も揃い、日本らしい趣も感じられる。
山梨県 / 北杜市
自然にかえり本来の自分を呼び覚ます旅を
2022年春、八ヶ岳南麓にオープンした「ザ ノマド 八ヶ岳」は、遊牧民“ノマド”のように自然とともに旅するホテル。4,200坪あまりの広大な敷地に滞在する宿泊客は、一日わずか3組。都会の喧騒を離れ、広い空と美味しい空気、自然の香りに包まれながら、自分を解放して本来の自分を思い出す、至福の時を体験できる。自然に配慮したアメニティ類、地場のお肉類やオーガニック野菜が中心の新鮮な食事、地元の間伐材を使って地元の家具職人が作った家具など、環境や社会に優しいエシカルな暮らしのヒントも楽しみたい。
福岡県 / 那珂川市
愛犬と泊まれるグランピングでラグジュアリーを体感
愛犬と一緒に過ごせるラグジュアリーなグランピング施設。徹底した管理で快適なステイが愉しめ、四季折々の風景や鳥の鳴き声、食、サウナなど、五感を揺さぶる体験に身をゆだねながら寛ぐことができる。夜になると空間はこだわりのライトアップに彩られ、ロマンチックな風情に心が躍る。またサウナに備わる水風呂には地下から汲み上げた天然水が使われ、温冷交代浴もスムーズ。さらに外気浴で風に吹かれれば“ととのう”を体験できるだろう。愛犬との旅はもちろん、家族旅行や女子旅にもおすすめだ。
滋賀県 / 長浜市
自然との共生を大切にした新たなオーベルジュリゾート
日本一の大きさを誇る琵琶湖のなかでも、手付かずの自然が残る奥琵琶湖エリアに立つホテル。“湖北の小さなオーベルジュ”をテーマにした、約4万坪の敷地内にわずか15室のみという贅沢な空間だ。ホテルの目の前には澄んだ水をたたえる琵琶湖が広がり、有名なパワースポット・竹生島も望む。また、2022年4月にはレストラン「SOWER(ソウアー)」がオープン。この土地ならではの“風と土”を再解釈した、「KOHOKU cuisine」を味わえる。
ペットOKのコテージ・ペンションをエリア別で探す