《奈良編》
世界遺産、大峯山の麓に立つ宿は、創業350余年という歴史が何ともいえない風情を醸し出している。洞川温泉は、かつて大峯山に向かう修行者を癒やしたとされ幅広い効能を持つ。この宿では、それに陀羅尼助の原料、オウバクなどを入れた洞川唯一の“漢方の湯”に、バブルの効果を加えて堪能でき、超音波風呂では、ジェットバスの効果で体がほぐされる。疲れを流したら、鹿肉や猪肉、アユなどを使った地元の料理に舌鼓。山間の宿ならではのもてなしに、身も心も温まる。日帰り温泉もスタートした。
咲き誇る花、新緑、紅葉、雪景色、夕焼け、星空……。旅先で出合う風景はいつの時代も人々を魅了します。都会の喧騒から離れて自然の織り成す風光明媚な景色に浸り、心豊かな時間を過ごしてみませんか。そこでしか見られない絶景を見に出かけましょう。