《長野編》
開湯1300年の歴史ある渋温泉街の中央に位置し、外湯めぐりに適した老舗温泉宿。代々、「市左衛門」を襲名しており、現在、十六代目の当主が源泉を守っている。地元の旬の食材を使った創作会席料理が自慢で、作りたての一番美味しい状態をゲストに食べてほしいという思いから、あえて客室ではなく食事処で提供。会食場「長生庵」の入口付近には、源泉が地下から湧き出てくる様子を眺められる「源泉見学窓」があるので、食事の際にはぜひ立ち寄りたい。全館禁煙なので、たばこが苦手でも安心。
贅を尽くした品々が膳を彩る会席料理やその土地ならではの名物料理、調理方法にこだわり抜いた自慢の朝食など……。おこもり旅がアツい今、宿の料理やそれをいただく食事処も洗練されてきました。最近ホットなキーワードを参考に、宿ごはんを目当てに旅に出かけませんか。心とお腹を満たすこだわりの料理を楽しみましょう。